昔から村に伝わる希少な在来柑橘「くねぶ」 

くねぶは、昔から五木村の各家庭で植えられ、子どもたちのおやつや酢の物等の料理に、そして焼酎割りにと、暮らしの中で親しまれてきた在来柑橘です。

ルーツは16世紀室町時代後半に、琉球(沖縄)を経由して日本へもらされ、当時、日本にはサイズの大きな生食用の柑橘がなく、くねぶは大変もてはやされたと伝えられています。

やがて江戸時代になると温州みかんが登場し、関東以南の日本各地で栽培されるようになると「くねぶ」は日本各地から姿を消し、現在では、五木村と九州のごく一部でしか栽培されていない、希少な在来柑橘となっています。

温州みかんの父親は「くねぶ」だった!

国の農業試験場(農研機構)が温州みかんの遺伝子を解析した結果、父はクネブで、母は紀州みかんであることが判明。温州みかんの父親であることがわかり、研究者も注目する柑橘に。くねぶは柑橘類の新品種開発に遺伝子資源としても期待されています。

くねぶの美味しさの秘密

くねぶの美味しさは、酸味の中に広がる自然な甘さとさわやかな香りが特徴です。また、ストレート果汁は濃厚で、希釈してもその美味しさを十分に楽しんでいただけます。

くねぶに含まれる成分

くねぶには、ビタミンC、クエン酸のほか、フラボノイドの一種である「ナリルチン」、「ナリンジン」という成分が含まれています。特に、果皮には、果肉に比べより多くのフラボノイド成分が含まれています。

くねぶ

温州みかん

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